ベーシックインカムの仕組みを目指すSwiftDemandが、正式にトークンセールを開始します。
これは、SwiftDemandが正式に仮想通貨になったとも言えますし、ICOと同じような動きをしているので、見逃せません。
今回は、SwiftDemandのトークンセール情報と、購入方法(参加方法)をご紹介します。
内容
トークンセールの概要
- 開始日:2018年4月8日
- トークンセール会場:https://www.swiftdemand.com/tokensale
- ホワイトペーパー:こちら(英語のみ)
- 発行量:200,000,000(2億Swift)
- 最低参加価格:0.1ETH(0.1イーサリアム)から
- アメリカ、中国、シンガポールの市民は参加できない
トークンって何?という方は、こちらの記事を参照▽

購入方法
- SwiftDemandに登録します
- KYC(本人認証)の申請をします
- 逆オークション形式で入札します
SwiftDemandに登録します
SwiftDemandへの登録方法は、こちらを参考にしてください。

KYC(本人認証)の申請をします
SwiftDemandの公式サイト上のメニューバーから、TokenSaleを選択します。
KYCとは、「Know Your Customer」の略語で、本人認証や顧客確認の意味です。
日本でも、銀行口座を作る時に免許証などで本人の情報を確認しますが、KYCは同じように「仮想通貨」というお金を正式に取り扱う時に必要です。
SwiftDemandのKYCフォームはそこまで難しくないので、以下の対訳画像を参照して入力してください。
この辺りまでは問題ないかと思います。
しかし、この後の入札方法がわからない方が多そうです。私もその一人^^;
トークンの購入フォームが謎
KYCを申請してから、「Lock In Commitment」という項目が出てきます。これが分かりづらい。
よく調べてから早急に追記します。(2018年4月8日午前7時)
Dutch Auction(ダッチオークション)とは?
SwiftDemandのトークンセールは、ダッチオークション、つまり「逆オークション」で販売されます。
逆オークションとは何かというと、「売り手が最初高値でオークションをはじめて、だんだんと値段を下げていき、買い手がついたところで終了する取引方法」です。
SwiftDemandの販売を、このダッチオークションの形式で考えると、
- 最初…1ETH=5,000SFT(Swift)
- 次…1ETH=5,500SFT(Swift)
- 次…1ETH=6,000SFT(Swift)
こんな感じで、1ETHあたりで取引できるSwiftの数値がどんどん大きくなっていくということです。
いつ・いくらで買うのがオススメ?
ダッチオークションの仕組みについて書いてみましたが、この方法で仮想通貨を販売しているパターンをあまり見かけないので、当然のようにギモンが出ると思います。
- 1ETH=何SFTが買い時なの?
- 1ETH=初期価格5000SFTで買うと損じゃない?
という質問ですね。少し面白い仕組みになっているので、詳しく解説しますね。
まず、SFTの販売総量は2億SFTなので、売り切れてしまってからは購入ができません。それで、買うのは早い方がいいのは当たり前です。先行者利益というモノですね。
でも、「早く買いすぎると、1ETHで5000SFTしか買えないから損しているんじゃ…」とも思いますよね。ここで考えたいことは、
今回購入したETH:SFTの価格レートで将来も取引が行われる
ということなんです。
どういうことかというと、早く購入する人は1ETHあたり5000SFTしか買えないかもしれません。しかし、たとえばダッチオークションで時間が経ち1ETHあたり50000SFT(10倍)で買った場合は、将来50000SFTが1ETHにしかなりません。
最初は1ETHでたくさんのSFTがゲットできた!と喜べるのですが、将来的に、あれ?50000SFT持っているのに1ETHにしかならないのか…。となるわけです。
逆に、早期購入で1ETH=5000SFTで購入した人を考えてみましょう。ベーシックインカムの仕組みでSFTが増え続け、所持Swiftが50000SFTに達した時、1ETH:5000SFTの割合で取引できるので、50000SFTは10ETHになります。
よくできた仕組みだとは思いますが、どっちを取るかは購入者次第ということですね。
実際にSFTをETHで購入する
それで、こちらが決める必要のあることは
- 何ETHを支払うのか?(必須)
- 1ETHあたり何SFTなら買うのか?(オプション)
ということになります。これを、先ほどのフォームに照らし合わせてみてみるとこうなります。対訳を参考にしてくださいね。
- Ethereum Address
- あなたのイーサリアムウォレットのアドレス
- Contribution in ETH
- ETHをいくら分支払うか。最低0.1ETH,最高30ETH
- I only want to purchase if the price reaches a specific number.
- この項目のチェックはオプションです。(必須ではない)
- この項目にチェックすると、1ETH=●●SFTになった時に購入、という条件が付けられます。
- たとえば「10000」と入力した場合は、逆オークションで1ETH=10000SFTになった時に購入ということになります。
- I confirm that have I have the private key to this wallet. I understand that I will lose the entirety of my contribution if this is not true.
- イーサリアムを送金する際に、プライベートウォレットから送金することに同意します。
- たとえば、ZaifやbitFlyerなどのウォレットからの送金は厳禁です。
- マイイーサウォレットなどから送金してください。
- 詳しくはこちら⇒はじめてMyEtherWallet(マイイーサウォレット)を使ってみた
- I have read and agreed to the token sale agreement, terms of service, and privacy policy.
- トークンセールの同意書に同意しました。
SwiftDemandのトークンセールは、よくあるICO販売と似たような行程です。
守らなければいけないのは、必ずマイイーサウォレットなどのERC-20対応のウォレットから送金することです。日本の取引所から直接イーサリアムを送金は厳禁です。送金した分のイーサリアムが消失する可能性があるので、絶対にやめましょうね!
公式のQ&A
今回のトークンセールで獲得済みSwiftを売れる?
いいえ、今回のトークンセールは、Swift通貨の購入のみです。
Swiftを購入するには、ETH(イーサリアム)が必要ですか?
はい、イーサリアムでのみSwift通貨の購入ができます。
入力事項を間違えてしまいましたが、どうすれば?
SwiftDemandの公式サイトのコンタクトフォームからお知らせください。
トークンは購入しなければいけませんか?
Swiftがたくさん欲しい場合のみご購入ください。